dictionary-renovation 2.3 リリース
残念ながら今回より、Panther では ASCII 初期化オプションが使えなくなりました。理由としては、納得のいく動きをしなかった(=仕様を満たせなかった)からです。
Tiger では今のところ快適に動いていますが、Leopard が出たらこの状況もどうなるかわかりません。ま、今から心配しても仕方がないことですけどね。
さて、今後のロードマップをざっとまとめておきます。
- リリース準備、ドキュメント更新
- 3.0 リリース(4 月)
- 改善要望対応(数値変換、KeyBindings のサポート)
- 3.1 リリース(6 月)
- 自動ダイナミック補完の実装
- 3.2 リリース(9 月)
- ドキュメント整備
- 改善要望対応
- Leopard 対応
- 年越し
今年もあっという間におしまいですなぁ ;-)
なお、補完については以前から暖めていたアイデアがあって、トグル変換に使われた見出し語も補完できるようにするつもりです。どういうことかというと、
▽たーげっとあーきてくちゃ
▽こーでぃんぐすたいる
▽ぱふぉーまんすてすと
といった見出し語でトグル変換した場合には、次回見出し語入力時に、
▽た
▽こ
▽ぱ
で補完できるということです。早ければ 3.1、遅くても 3.2 には盛り込みたいです。ユーザーの気持ちとしてはやっぱり、見出し語は覚えておいて欲しいと思うんですよね。特にカタカナを多用するような人にとっては。
今はトグル変換の見出し語を履歴として保存していないので、これを skk-toggle-history なんて名前で保存するつもりです。自動ダイナミック補完でもこの履歴は有効になります。
自動ダイナミック補完の仕様についても考えるところがあるので、近いうちにまとめます。